附属東西医学統合医療センター
附属東西医学統合医療センターは、東洋医学(鍼灸・漢方)の体系的・科学的研究を行ない、東洋医学と西洋医学を統合したより優れた医療を提供するとともに、高い見識を有する専門家を育成することをその任務としています。
医療センターは、東西医学の統合的診療を実践する日本でも数少ない医療施設です。科学的に質の高い診療・鍼灸治療ならびに教育研究を行ない、地域医療に貢献することを目的としています。診療科目は、内科・小児科、神経内科、整形外科、リハビリテーション科、精神科、漢方内科、心療内科および内科・放射線科があります。MRI(磁気共鳴断層撮影装置)や骨密度計、脳波計など多数の最新の診療設備が整っています。
また、医療センターは鍼灸学専攻の学生の臨床実習や国内外の医師、鍼灸師の臨床研修も行なっています。
卒前鍼灸臨床教育
統合医療センターでの実習は鍼灸学専攻の学生にとって、教員の臨床に参加しながら、鍼灸臨床の実際を総合的に学ぶ貴重な機会です。
鍼灸師研修制度
鍼灸師の免許を取得した方を対象に、卒後臨床研修を行う制度があります。教員と鍼灸診療グループを構成し、見学から始まりほぼ独力での施術にいたるまでの臨床研修を行います。出身校の異なる研修生が切磋琢磨しながら、研鑽に励んでいます。
理学療法士研修制度
理学療法士免許取得後の理学療法士を対象とした研修制度があります。免許取得後の一定期間を東西医学統合医療センターにおいて本学教員の指導を受けながら臨床経験を積むことで、知識・技術・態度など理学療法士に求められる臨床実践力を養うことを目標とし、理学療法評価・治療などの臨床研修を行います。