概要

国際交流

世界の障害者のための大学と交流協定を結び研究者や学生の交流等を進めています。本学では特設授業科目「異文化コミュニケーション」を設けました。希望者から選抜された学生が世界の協定校に短期留学(8日間)し、専門の科目を現地の学生さんと一緒に受講するという科目です。選ばれた学生には派遣のための支援を大学の基金等から行なっています。授業を受け、学園生活をともにし、国際理解を深めながら文化体験をする中で視野を広げ、自らの学習への取り組みや将来の目標を考える良いチャンスになっています。
 2016年度は米国のロチェスター工科大学・国立聾工科大学、ロシアのバウマン・モスクワ工科大学(BMSTU) などに本学教員の引率により学生が派遣されています。 左の写真はロシアのBMSTUで金属の腐食の実験をしているところです。

学術交流協定校

地図内の◎印は大学間交流協定に基づく産業技術学部の学術交流協定校です。
また、保健科学部において、以下の国際交流が行われています。●印は保健科学部において実施された海外研修先です。(2017年実績)

参考:2016年度(2017年3月実施)のロシア研修の日程

1 日目(木) 出国
2 日目(金) バウマン大学での授業聴講
3 日目(土) バウマン大学の学生との交流
4 日目(日) 市内散策
5 日目(月) モスクワ市内のDeaf-Blind Support Foundation "Con-nection" の訪問し、同施設内の教育施設、バウマン大学との共同プロジェクトPOLYGONを見学
6 日目(火) 学生のための研究発表会"Step into the future" での講演発表
7 日目(水) モスクワ市内の特別支援学校を見学
8 日目(木) 博物館見学
9 日目(金) 帰国

大学間交流協定に基づく国際交流参加費用

授業科目等 期間 研修先 費用 備考
異文化コミュニケーションB・G 約11日間 アメリカ 約35万円 渡航費、滞在費、食費など。筑波技術大学基金から8万円の助成[ ※支給を希望する場合のみ]、日本学生支援機構から10万円の奨学金支給(4名)[ ※支給を希望し、且つ、日本学生支援機構の定める家計・成績基準を満たした場合のみ] あり。支給はいずれも派遣終了後。
異文化コミュニケーションA・F 約10日間 韓国 約15万円 渡航費、滞在費、食費など。筑波技術大学基金から7.5万円[※支給を希望する場合のみ]の支給あり。支給は派遣終了後。
異文化コミュニケーションE・J 約10日間 ロシア 約30万円 渡航費、滞在費、食費など。筑波技術大学基金から8万円(2名)の助成[ ※支給を希望する場合のみ]、日本学生支援機構から10万円(2名)の奨学金支給[※支給を希望し、且つ、日本学生支援機構の定める家計・成績基準を満たした場合のみ]あり。支給はいずれも派遣終了後。

障害者のための大学との学術交流、専門家との職業技術交流の様子