注目の研究~Notable Research of NTUT~
ここでは、筑波技術大学ならではの注目すべき研究活動に焦点をあて、その研究トピックや人物像を紹介します。
vol.1:高精度時刻情報を保持可能な自律型IoTセンサ
産業技術学部の倉田成人教授の研究グループは、チップスケール原子時計を応用し、GPSやネットワークに依存せず、高精度な時刻情報を保持できる自律型IoTセンサの開発と適用を進めています。この技術が実用化されると、世界中どこでもセンサをばらまくだけで、正確な時刻情報を付加した計測データが得られるようになり、建築、都市、社会インフラの維持管理等を目的としたマルチモーダルな時系列ビッグデータ分析に活用できます.
vol.2:東洋医学独特な病態の映像化
保健科学部附属東西医学統合医療センターの平山暁教授の研究グループは、東洋医学独特の病態を映像化することを試みています。これまでに生物イメージングのプロフェッショナルである(株)タイムラプスビジョン社の協力の下、瘀血病態の動物における映像化に成功しました。漢方独特の病態を現代医学的に解明し、漢方医学の国際化に貢献するとともに、その福利をおおくの人々にもたらしたいと考えています。